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NEWS&FAQ


関連キーワードメモ

カウンセリング関連

カウンセリング(心理カウンセリング)の目的

プロフェッショナルな聞き手に自分自身を語ることによって、症状が緩和し、自分自身を受け入れられるようになること。
※カウンセリングの定義【言葉の意味】:援助・助言・指導

心理カウンセリング

一般的な心理カウンセリングの流れ

 @  インテーク面接
初期面談による状況の確認とカウンセリングの説明
クライアントの相談の主旨の明確化、抱えている問題の内容把握など
 A  心理アセスメント
心理検査等による査定・評価・カウンセリング計画策定
 B  カウンセリング
来談者中心療法による共感的理解や自発的な気づきの体験
信頼関係(ラポール/ラポート)の形成
 C  指示的療法
パーソナリティーの自覚や認知の歪みの修正
認知行動療法等を実施 
 D  寛解・フォローアップ カウンセリング効果の確認
さらなる環境変化への対応や再発防止


心理検査

1.質問紙法
2.作業検査法
3.投影法
4.知能・発達検査
5.その他

パーソナリティ分析

1.交流分析(エゴグラフ):自我分析
2.EQ(Emotional Intelligence Quotient:心の知能指数)

精神分析療法

フロイトやユングにより神経症(ヒステリー)の患者の治療・支援を目的として確立された。
神経症は現在の精神医学の枠具に照らすと「心因性精神障害」が最も近く、この療法のが有効な精神疾患はある程度限定される。

関連キーワード
1.リヒドー:精神的エネルギー(性的な側面で本能的な欲求からもたらされるエネルギー)
       口唇期→肛門期→男根期の3段階で発達し
       性的対象は自分自身→異姓の親→同棲の他人→異姓の他人→特定の人物へと変化する
       幼児期のリヒドーの満たされかたで「こだわり」が形成(発達の固着)され性格が決まるとされている
       @口唇性格:受動的・依存的な性格傾向を示す
       A肛門性格:几帳面、きれい好き、倹約、頑固、強情、責任感が強いなどの性格特徴を持つ
2.固着:リヒドーの発達が何らかの原因(過度な満足や満足されない状態の継続)により途中の段階で止まってしまうこと
     性倒錯や神経症を発症する要素となる可能性があるとされる
3.個性化:普遍的無意識から個人的無意識に上がる過程において自我の統合を図ること
4.相補性:意識と無意識が互いに影響しあい平衡を保つよう補償しあうこと
      不機能となると心的複合体が形成されストレスを感じるようになる

療法例
1.自己分析療法:自己の成長を促し、自己実現することを目的とする
2.児童精神分析(遊戯療法):子供の自由連想を遊びから引き出して分析する
3.箱庭療法:
4.交流分析:エリックバーンにより開発された人と人の交流に関する理論と療法

来談者中心療法

アメリカの臨床心理学者C.R.ロジャースが提唱した心理療法

人には「良くなる力」が潜在的にあり、カウンセリングによってそれを引き出し、クライアントは自らの力で成長し、問題を解決するという考え方。

カウンセラーがクライアントの話をよく傾聴(無条件に肯定し共感的理解と純粋性を持った対話)することで、クライアントが何をどのように感じ、奥底の問題をクライアント自身に気付きを与え、自らの成長をうながす。

目的は、自己概念の不一致状態を一致へと導くことにあり、理想自己と現実自己の解離を解消していきます。

技法
1.受容:あいづち、うなずき、「なるほど」と言うなどで、主に感情を受け止める態度
2.再陳述:エッセンスの繰り返し
3.反射:感情の反射
4.明確化:はっきりとは意識化されていない感情を感じ取り言語化する

重要な基本態度
1.純粋性:
2.無条件の肯定:
3.共感的理解:

指示的療法

1.適応の要請:環境への妥協による適応
2.環境の変容:環境要因(原因)の改善
3.適正環境の選択:集中と選択
4.必要な技術の習得:協調性・社交性の学習
5.態度の変化

注意点
1.信頼関係の形成(ラポート)
2.自己理解(長所・短所の理解)
3.行動計画設定
4.行動の実行
5.委託(専門家へのリファー)

認知行動療法

人の認知行動 1.知覚 2.認知 3.感情 4.行動
人はありのままに物事を認知していない
成長の過程において作り上げられた認知機能により快不快を評価判断し、ポジティブ又はネガティブな感情が生まれている

物事に対する認知の歪みを修正し行動の変容を促し不安要因を改善していく療法

認知の歪み
1.恣意的推論:理論的・客観的な根拠がないにもかかわらず、ネガティブな結論を出す
2.分極化思考:白/黒、ゼロ/百、全か無か、という極端な思考
3.マイナス化思考:些細な出来事をネガティブに判断し評価する
4.感情的決めつけ:理論的、客観的な根拠なく、自身の感情のみで判断評価する
5.誤ったレッテル貼り:誤った判断評価に基づいてイメージを確立する
6.拡大解釈・過小評価:ネガティブな事項を過大解釈し、ポジティブな事項を過小評価する
7.過度の一般化:一部分、一側面だけを取り上げて、全ての事項に当てはめる
8.自己関連づけ:ネガティブな出来事の原因、理由に根拠もなく自分の責任と考える
9.選択的抽象化:ポジティブな出来事には注意を向けず、ネガティブな出来事にばかり注意を向ける
10.すべき思考:過敏に「〜しなければならない」「〜すべきであると」考える

関連キーワード
・認知療法
・行動療法
・メタ認知:自分自身の記憶・思考などの認知機能や認知過程を認知すること「何々が苦手だ」など(認知の認知)
・スキーマ
・自動思考

※認知的再構成:自身の物事の考え方や出来事の捉え方などの認知について見つめ直し、今までとは異なる新たな認識をすること。

メールカウンセリング(相談)

電子メールを利用する利点
・空間的・時間的な制限が無い
・悩みを文章に書き出すことで、心が癒される「ライティング・キュア(書くことによる癒し効果)」が期待できる。
 1.心の整理と明確化
 2.思考感情への新たな気付き
 3.カタルシス効果

メールカウンセリング技法と態度(基本は来談者中心療法)
1.挨拶・本題・締めの3部構成
2.改行等を利用したわかりやすい文章
3.「なるほど」「そうですか」「私からのお伺いごとにもしっかりとご回答していただき感謝いたします」のような受容態度
4.繰り返し(再陳述)
5.感情の反射
6.問題解決に向けで既に実施した行動や思考の確認
7.症状と問題の関係性の確認
8.症状の発生頻度などの確認
9.ソーシャルサポートや気付きへの示唆

※決めつけや思い込みの排除
心理カウンセラーは一般論や個人の見解として「そうする方が良い」という判断から話をするのではなく、あくまで科学的な根拠に基づいて「まず、クライエントはどのように認知しているのか?」を分析した上でカウンセリングを進めていくことが重
要。

※文章の欺瞞性の判断基準
@量の公準の違反:必要以下もしくは以上の情報を発信
A質の公準の違反:虚偽の回答
B関係の公準の違反:質問とは無関係な事柄を回答
C様式の公準の違反:曖昧で冗長的な表現

※メールカウンセリングは「社会的に望ましい反応」に影響されにくく、「権威への服従」も起きにくいとされている。

※ガーデンパス現象
 ガーデンパス文「AがBに文句を言ったCに文句を言った」など

※ロールレタリング治療法
※オープン・クエスチョンとクローズド・クエスチョン



心の健康と障害

本当の健康とは

WHOの定義によると身体的・社会的・精神的に完全に良好な状態とされている。
身体的・社会的・精神的と3つに分けられているが、これは相互に依存関係にあるのでどこかが欠けても不健康になってしまう。そう考えると精神が不健全であると身体的にも社会的にも不健康になるのである。 

ストレスとは

身体的・精神的な安定に影響を与えるような出来事の総称
ストレッサ―:ストレスの原因
ストレス反応:ストレッサ―に対する抵抗の結果として現れるもの

1.物理的ストレッサ―:寒冷・騒音・放射線など
2.化学的ストレッサ―:薬物・化学物質など
3.生物的ストレッサ―:炎症・感染・カビなど
4.心理的ストレッサ―:怒り・緊張・不安・喪失(そうしつ)など

ストレッサ―に対する生理的機能(汎適応症候群)
警告期→抵抗期→疲憊(ひはい)期という段階を経て変化する
疲憊期が長期継続すると、身体の抵抗力が低下し続け、病気のリスクが高まり、様々な疾患を発症する

不安とは

避けたい、困った事が起こるかもしれないという心配事

自己概念の不一致

自己概念とは自分が自分をどのようにみているかというものであるが、この自己概念の不一致により不適応や病理が生まれてくるとも考えられている。自己受容が出来ず、自己肯定感も低く、劣等感による不安やストレスへもつながっていく。

うつ病(DSM-5)

旧名称:大うつ適応障害
気分の落ち込みや、主業(仕事や勉強)の意欲低下、何事においてもやる気が出ないなどの無気力、不眠、食欲の減退、希死念慮を持つなどが主症状である。
神経伝達物質であるセロトニンやヌルアドレナリンの分泌異常が原因。

※持続性抑うつ障害(気分変調症)
※新型うつ病:ストレッサ―では無い活動(趣味や旅行・遊び)などの場合には症状が治まり、活発に活動する。
※適応障害

適応機制

適応とは、自分自身と生活環境や自然との調和・共存的関係の成立と、その維持された状態。
不適応とは、自分自身と生活環境または自然環境との不調和的関係性の出現(不快、不安、不満)が、そのまま維持されている状態。
適応機制とは、不適応に陥ってしまった人の情緒感(気分)「不快・不安・不満」を解消するための意識活動(思考・意思の形成)や行動のこと。14の対応形態を以下に示す。

不適応への14の対応形態
 @ 代償 目標や衝動が満たされない時、他の人、動物、物、別の目標に置き換えて緊張を解消すること
 A 抑圧 不満や葛藤の原因となる欲求や動機を無意識の領域に押し込む機制
しかし、抑圧された欲求は解決されず、夢や失錯行為などが症状にあらわれる
 B 投射(投影) 重度の疑心暗鬼(投影検査の理論的根拠)
 C 転移 ある対象に向けられた感情や態度を、まったく別の対象に向けること
 D 昇華 社会的に容認されない欲求を容認可能な行動に変容して充足させること
 E 反動形成 抑圧された衝動や欲求が、反対の行動で現れること
憎しみの変わりに愛情が意識されるなど
 F 否認 受け入れたくない欲求や現実、不快な体験から目をそらすこと
 G 同一視
摂取、取り入れ
自分にとって重要な人の期待している態度や価値観を取り入れて、それを基準とし、それに従った行動をとるようになること
アイデンティティーの確立の基礎につながる
 H 合理化 葛藤や罪悪感を伴う言動を正当化するため、何か別の理由をつけて情緒的
 I 逃避 うまく適応できない状態から逃げること
 J 補償 自分の欠点や劣等感を感じている部分に対して、他の部分に優越感を感じることで心理的安定を図る
 K 知性化 本能や衝動をコントロールするため、合理的、理性的な判断をしながら理知的に処理していくこと
 L 白昼夢(空想) 空想によるイメージ内の活動で自己を見たし、現実逃避すること
 M 攻撃機制 欲求不満などの原因に対して、攻撃を加えるなどの脅威を与えることで解決を図ること

精神疾患分類

1.外因性精神障害
  1-@.脳器質性精神障害:脳損傷などによる
  1-A.身体器質性精神障害:身体疾患による
  1-B.中毒器質性精神障害:薬物・毒物による(アルコール・麻薬等)
2.内因性外因障害:脳機能障害
3.心因性外因障害:心理的ストレスが原因

神経発達症(発達障害)群

先天的に各種症状や知覚・感情・行動に異常が認められるものであり、病気ではない状態「発症以前」という概念はなく、「発症」というよりは「発見」という考え方が正確である。また、同じ神経発達症候群内の疾患同士の併存が多く認められる。

1.自閉スペクトラム症
2.注意欠陥・多動症(AD/HD)
3.局限性学習症

パーソナリティー障害

パーソナリティー障害群に分類される疾患は、精神発達症群に分類される疾患と同様に先天的なものであることが多く、発症というよりも発見されるというニュアンスが適切である。パーソナリティーの名が示すとおり、性格特性に関する様々な問題が主症状である。また、他者とのコミュニケーションや学校生活・仕事などの社会的場面において、特有の性格傾向に伴う問題が顕著となる。

パーソナリティー障害A群(クラスターA)

奇妙な認知・感情・行動や閉じこもりがちな性質が特徴

1.猜義性(さいぎせい)パーソナリティー障害
2.シゾイドパーソナリティー障害
3.統合失調型パーソナリティー障害

パーソナリティー障害B群(クラスターB)

感情面の激しい混乱と他者を巻き込む傾向が特徴

4.反社会性(非社会性)パーソナリティー障害
5.境界性パーソナリティー障害
6.演技性パーソナリティー障害
7.自己愛性パーソナリティー障害

パーソナリティー障害C群(クラスターC)

不安や恐怖が強いのが特徴

8.回避性パーソナリティー障害
9.依存性パーソナリティー障害
10.強迫性パーソナリティー障害

アダルト・チルドレン(AC)

正式名称:「ACoA」アルコール依存症の親のもとで成長した人
現行概念:「ACoD」機能不全家族の中で成長した人
      子ども時代を子どもらしく過ごせなかった人達

特長(社会適応に困難を生ずる)
1.常に見捨てられてしまうのではないかという不安を抱いている
2.常に親からの愛情を受け取ることができなかったために生じる
3.1,2より、親からの愛情が希薄だった為に自己信頼感を得ることができない

家庭環境
1.過干渉や過保護
2.アルコール中毒などによる日常的な虐待
3.両親の不在時間が長い場合

パーソナリティー・タイプ
1.頑張り屋さん(抑圧が強い)
2.助っ人タイプ(何でも断れず引き受ける、自己満足感を得られない)
3.ロンリー(自分自身を出さず引きこもる、退避傾向が強くなる)
4.ヒーロー(所属と承認の欲求、家庭生活能力がとぼしくなる)
5.マスコット(常に陽気にふるまう、自分の感情が分からない)
6.プリンス(過保護(王子様、お姫様)、自己中心性が強くなる)
7.いけにえ(攻撃機制)

感情面の特長
1.先取り不安(ルサンチマン)
2.見捨てられ不安
3.勝手な読心術
4.承認の欲求と願望
5.試し行動
6.親密感と距離感の問題
7.対人恐怖
8.自他の境界線:巻き込み、巻き込まれ
9.白黒思考
10.パワーゲーム:上下優劣を付けたがる
11.完璧主義:確約が無いと行動できない
12.自己主張の問題:Noを言えない「自分のわがままで」という思考が強い
13.責任感:少しでも負の要素があると自責感を持つ反面、責任を果たそうとする

適切な対応
自己肯定感を持てるように接する
エンパワー(生きていく力)を内発的動機付けとして与えていく
本人の持っている生き方の「癖」に自ら気付き改善する


心理学キーワード

フロイトの精神構造論

意識:本人が認識できる知覚、思考、意思など。
前意識:思い出そうと思えば思い出せる記憶。
無意識:抑圧した記憶や願望などで、しぐさ、ふるまいや沸き起こる感情など、
    行動として意識の世界に強く働きかけてくるが認識することはできない。

フロイトの心的構造論

エス(es)/イド:本能にあたる部分で無意識。欲求と快楽を求める。
自我(ego):現実の規則に従い行動しようとする部分。自我はエスの欲求をコントロールする役割を持つ。
超自我(super ego):「〜してはならない」という倫理観や道徳観に基づいた良心と、
          「〜でありたい」という自分の理想像により形成されている。
          エスの欲求を抑圧し、自我の行動を検閲する役割を持つ無意識的なもの。

ユングの無意識論

個人的無意識:抑圧した希望や願望の集合体
普遍的(集合的)無意識:生まれつき持つ人類共通のイメージ
普遍的無意識の4つの元型(アーキタイプ)
1.ペルソナ:社会に適応するために必要とする役割的な人格を形成する元型
       ペルソナが欠如すると社会不適合となり
       ペルソナに同一化しすぎると抑圧が起き個性が発揮されなくなる
2.シャドウ:自分の欠点や認めたくない個人の意識
       対人関係において「なんとなく苦手」「生理的に合わない」など否定的感情を伴う場合
       自分自身のシャドウを相手に投影していることが多い
3.アニマ:男性の心の中に存在する、女性の理想像(一般的に母親に形成される)
4.アニムス:女性の心の中に存在する、男性の理想像(一般的に父親に形成される)
5.グレート・マザー:聖母のような優しさと包容力を兼ね備えた母親的な要素

自我と自己

1.自我:自分が考える「自分」:アイデンティティー(自我同一性)
2.自己:自分と他人を通しての「自分」:パーソナリティー

マズローの五段階欲求説

1.生理的欲求
2.安全欲求
3.社会的欲求(帰属欲求)
4.尊厳欲求(承認欲求)
5.自己実現欲求
※1〜4:欠乏欲求、5:成長欲求

ユングの自己実現

人生の前半は「自我実現」を目指し、後半に「自己実現」に取り組むことになる。
自己実現は、自我の崩壊とすれすれのところにあり、一般的に評価されるような事とは違う、場合によっては途方もないことが怒る可能性がある。

エリクソンの人格発達論(発達段階における課題)

人間の心理社会的な発達は、生涯を通して8段階あり、それぞれの発達段階において直面する危機に対して、課題のクリアが必要とされている。

 時期 獲得能力/危機  生活課題 重要な関係 
乳幼児前期
0〜18ヶ月
信頼/不信 基本的信頼の感覚の獲得
愛着形成失敗→自己否定型
母性 
乳幼児後期
18ヶ月〜4歳
自律性/恥・疑惑 自律性の感覚の獲得 両親
幼児期
5〜6歳
積極性/罪悪感 主導性の感覚の獲得 基本的家族
児童期
7〜11歳
勤勉性/劣等感 勤勉の感覚の獲得 近隣や学校
青年期 同一性/拡散 同一性感覚の獲得
アイデンティティの獲得
仲間集団と外集団
成人初期 親密性/孤立 親密の感覚と連帯の感覚の獲得 親友・性・競争・協同
成人期 生殖性/沈滞 生産性感覚の獲得 労働・家事
成熟期 統合性/絶望 統合感覚の獲得 人類・わが子 

※青年期には「自分は何者か?」「どこへ向かい、どこえ行くのか?」といった自己への模索が行われるようになる。この模索から自己を受容していくことで、アイデンティティは確立される。この時期はアイデンティティが確立され、精神的に自立出来ていても、社会的には自立できる環境ではないことが多く、エリクソンはこの時期を心理社会的モナトリアム期間とよんだ。

ピアジュの認知発達

自己中心性、アニミズム、実念論、人口論

感覚運動期
0〜2歳
発信行動・定位行動・動態的身体接触行動(ボルビー)
前操作期
2〜7歳
秩序ある認識が持てるようになる
自己中心性:自己と他者、自己と他界がまだ未分化
具体的操作期
7〜12歳
 数や量の保存概念から見かけに惑わされない判断が出来るようになる
目に見えないものを判断したり、未来に対して細かく計画を立てるといったことが不可能
形式的操作期
12歳〜思春期
計画的・理論的な思考
自己同一性の獲得


問題行動の5段階(アドラー心理学)

第一段階:称賛の欲求「共同体の中で特権的な地位を得る」
第二段階:注目換気「ほめられなくてもいいからとにかく目立つ」「いたずら」「できない子」
第三段階:権力争い「反抗」「不従順」
第四段階:復讐「憎しみ」「相手が嫌がることを繰り返す」
第五段階:無能の証明

人生の春夏秋冬(経営コンサルタント白坂慎太郎)

春:自我の確立:理想の対象を見つけ取り込む
  愛着の持てた相手を理想として自らに取り込む
  沢山の体験をすることで多くの愛着の対象と出逢い、自分の向き不向き(好き嫌い)を区別し、自らの理想を築き、自我同一性を獲得していく
夏:自我の成長:理想になろうとひたすらに成長する
  徹底的な理想(欲求欲望の達成)に向けた努力活動期
秋:自我の崩壊:理想から現実へ:他人の人生から自分の人生へ
  ミドルエイジ・クライシスの危機
  1.ことごとく失敗して挫折した人
  2.ことごとく成功して挫折した人
  ※:自我同一性の失敗:同一性の拡散による混乱状態
冬:自我の再構築し自己実現する
  何のためにが無くなりシンプルな人生となる、かけがえのない自分、オンリーワンを獲得する

7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)

1.私的成功
第1の習慣:主体的である
第2の習慣:終わりを思い描くことから始める
第3の習慣:最優先事項を優先する
2.公的成功
第4の習慣:Win-Winを考える
第5の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第6の習慣:シナジーを創り出す
3.再新再生
第7の習慣:刃を砥ぐ


TA交流分析

Transactional Analysis

精神分析の創始者として有名なジクムント・フロイト(Sigmund Freud、1856年〜1939年)の流れをくむアメリカの精神科医エリック・バーン(Eric Berne、1910年〜1971年)によって開発された臨床心理学の基本理論

3つ自我状態と細分化された6つのパーソナリティー

P:相手をほめたりする指導したりする養護する親の心
  CP:批判的親(価値観、理念、信念)
  NP:保護的親(愛情、思いやり)
A:事実に基づき状況判断する成人の心
C:自由奔放で何でも順応できる子供の心
  FC:自然な子供(人間本来の欲求や感情を強化)
  AC:順応の子供(期待や要求に応えようとする)
  RC:反抗の子供(抑圧への反発)

※「エゴグラム」により6つのパーソナルティーが測定され、自我の状態を詳しく理解することが可能となった。

対話分析

平行(相補)交流:互いの語りかけている自我が一致している状態
交差交流:互いに話しかけている自我が異なる状態
裏面交流:隠されているやり取りがある場合(目的とは別の自我に語りかける)

無意識の人生脚本

人生を1つのドラマに仕立てて、幼児時(9~12才)において無意識的に作られた人生計画のこと。
自分自身が主人公として物語を進めていく上で、人生はこうあるべきだと現在大人である自分の行動すべてに無意識に影響を与えている。

1.勝者タイプ:その人が本来持っている可能性を実際の能力として成長させ、十分納得できる満足した生き方の脚本
2.平凡タイプ:時には勝ち、時には負ける、長く見ると、どちらでもない生き方の脚本
3.敗者タイプ:自分の能力に自信が無く、それを十分に発揮できずに非建設的な生き方をする脚本

幼児期に自分の身を守るために身につけた様々な自己防衛パターンは、その時(子供時代)には有効に機能したが、大人になった今でもその防衛パターンに頼っていると周囲に対しての不適応の原因となる場合がある。

また、これらの防衛パターンを基本戦略としたコミュニケーションパターン(心理的ゲーム)も存在する。

心理ゲーム(心理的ゲーム)

心理ゲームとは、明らかで予測できる結果に向かって進行しつつある一連の相補的・裏面的な交流。
ネガティブな全ての自我状態から起こり得て、両者がいやな感じ(ラケット感情)を経験して終わる不毛な会話。
対人関係のトラブルの原因となることが多い。

心理ゲームの目的
1.寂しい(かまってもらいたい)
2.自分や相手のダメを証明したい
3.暇つぶし(自分に向き合うことからの逃避)
4.自分の人生脚本の強化

ドラマ三角形
迫害者、救護者、犠牲者の三つの役割が存在し、会話の中で役割(立場が)が意図的に変えられることもある。

代表的な心理ゲーム
1.キック・ミー(相手の嫌がる行動、言動の繰り返し)
2.はい、でも(水掛け論)
3.あらさがし(揚げ足取り)
4.苦労性(可愛そうなわたしの演出、無理をすることで現実から逃げる、完璧主義的)
5.ひどいもんだの大騒ぎ
6.決裂(私もOKではない、あなたもOKではないの確認、決裂と和解の繰り返し)
7.あなたのせいでこうなった(責任転換)
8.あなたを何とかしてあげたいんだ(過剰な世話焼き)

ストロークとディスカウント

持って生まれた資質や可能性を、伸ばしたり、歪めたり、傷つけたりするもの。
それは育成環境や価値観によって様々に創られ、そのほとんどが無意識に行われ(自動思考)ている。

1.人間関係を構築する関わり=ストローク
  @肯定的なストローク:なでる・さする・キスする・褒める・励ます
  A否定的なストローク:叩く・叱る・注意する・忠告する・考え直す・指示する

2.人間関係を破壊する関わり=ディスカウント
  殴る・打つ・つねる・押す・皮肉・けなす・いやみ・にらむ・嘲笑・取り上げる・無視・無関心・殺人・自傷・自殺

とし、自分も含めて周囲の人や出来事等に対する関わり方のパターンを理解し、自分の傾向性をディスカウントからストロークへと転換することが必要である。

OK図表

自己肯定感、自己否定感、他者肯定感、他者否定感の度合いを測り、良好な人間関係を築くための資質をどれほど持っているかを示す表。




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